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iPhone 12 Pro Maxを持つ人間が、本気でiPhone買い替えを検討してみる。

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この記事は、現在iPhone12 Pro Maxを使用している筆者が、本気でiPhoneを買い換えようとして、それぞれのメリット・デメリットを比較する記事です。主にiPhone16シリーズに買い換えようとしている方におすすめの記事です。

iPhone16シリーズに機種変したい

現在オレはiPhone12 Pro Max 256GBを使用している。2020年の発売直後に購入したので、かれこれ4年以上使っている。

比較的大事に使ってきたつもりだが、所詮素人の日常使い、バッテリーもかなり劣化し、最大容量が80%を切っている。

しかし性能的にはまだ使えるので、1万ちょっとでバッテリー交換も考えてみたが、かなりのスマホヘビーユーザーというのもあって、最新機種にしてもいいとも考えてみた。

そこで性能や使い道、リセールバリュー等様々な観点からどれが一番いいかを考えてみた。

iPhone16(無印)、16 Pro、16eそれぞれの違い

まずはそれぞれの機種の把握だ。それがわからないことには始まらない。

なお現在12 Pro Maxを使用しているが、サイズ感として片手で気軽に操作したいことから、Pro MaxとPlusは除外した。

iPhone 16eiPhone 16iPhone 16 Pro
価格99,800円〜124,800円〜159,800円〜
カメラ48MP Fusion

48MP Fusion
48MP超広角
48MP Fusion
48MP超広角
望遠
光学ズーム
1倍

0.5倍
1倍
2倍
0.5倍
1倍
2倍
5倍
手ぶれ補正光学式手ぶれ補正センサーシフト光学式手ぶれ補正第2世代の
センサーシフト光学式手ぶれ補正
マクロ撮影×
MagSafe×
ワイヤレス充電
カメラコントロール×
アクションボタン
Dynamic Island×
最大ビデオ再生最大26時間最大22時間最大27時間
本体素材アルミニウムアルミニウムチタニウム
リフレッシュレート60Hz60Hz120Hz
画面サイズ6.3インチ6.1インチ6.1インチ
ピーク輝度1,200ニト2,000ニト2,000ニト
USB-CUSB 2USB 2USB 3
チップA18 Pro
6コアCPU
4コアGPU
A18
6コアCPU
5コアGPU
A18
6コアCPU
6コアGPU
ホワイト
ブラック


ホワイト
ブラック
アクアマリン
ティール
ピンク
ホワイトチタニウム
ブラックチタニウム
デザートチタニウム
ナチュラルチタニウム
重量167g170g199g

他にも多々比較項目があるが、全部あげたらキリがないので主なものだけあげて終了する。

この中で全てに共通しているもの、あまり差がないもの、体感できないもの、どうでもいいものについて消してみる。

差がないものの例としては画面サイズ。Proは6.3、他は6.1インチだが、ベゼルの差などで本体のサイズ感としてはあまり変わりがないので除外した。

体感できないものについてはチップ。A18とA18ProではもちろんProの方がいいのだろうが、正直わからないだろう。

そうして必要な項目だけにした表は次の項目にて。

違いをもとに検討してみる。

オレに必要と思われる項目だけに絞った表がこれだ。

iPhone 16eiPhone 16iPhone 16 Pro
価格99,800円〜124,800円〜159,800円〜
カメラ48MP Fusion

48MP Fusion
48MP超広角
48MP Fusion
48MP超広角
望遠
光学ズーム
1倍

0.5倍
1倍
2倍
0.5倍
1倍
2倍
5倍
手ぶれ補正光学式手ぶれ補正センサーシフト光学式手ぶれ補正第2世代の
センサーシフト光学式手ぶれ補正
マクロ撮影×
MagSafe×
カメラコントロール×
Dynamic Island×
最大ビデオ再生最大26時間最大22時間最大27時間
本体素材アルミニウムアルミニウムチタニウム
リフレッシュレート60Hz60Hz120Hz
ピーク輝度1,200ニト2,000ニト2,000ニト

価格

まずはとにかく価格だ。16eと16の差は2.5万円、16と16 Proの差が3.5万円、16eと16 Proの差が6万円。

この価格差と性能差が納得できるかどうかが決め手となる。

現在のiPhone 12 Pro Maxで事足りていること、欲しい機能などを加味して、トータル的に判断していきたいと思う。

カメラ

次に一番の差はやはりカメラまわりだろう。

オレの使い方としては、フリマアプリで不用品を出品をするために撮影をしている。

画質については通常撮影する分にはどれも変わらないだろう。

だが商品を撮影する際に、時には細部を撮影したい場合が出てくる。そのためマクロ撮影は欲しい。

なお12 Proではマクロ撮影は実装される前だったので、無理矢理ズームなどを駆使して凌いだ。

またズームについても現在光学2.5倍だが、これは多いに越したことはないと感じている。

目が悪いというのもあって、通常の写真を撮る以外に、遠くのものをズームで確認することがあるからだ。

また手ぶれ補正についても12 Proにはないので動画はブレブレだ。

ある時期ジンバルを持っていたことがあるのだが、画面のぶれなさにとても感動をした覚えがある。

まぁ正直Vlogのような動画を撮影することはあまりないのだが、それでもゼロではないので、あるに越したことはないと思っている。

MagSafe

12 ProにもMagSafeがついているのだが、今まで全く活用をしてこなかったんだ。

なぜかというと当時はMagSafe自体が出始めだったので、今ほどガジェットが出揃っていなかったんだ。

そのせいもありiPhoneカバーはMagSafe非対応をずっと使っており、MagSafeの恩恵は受けていなかった。

意外とAppleはiPhone miniやMacBookのTouchBarのように不評なものは意外とすぐに見限って辞めてしまうことがある。

だがMagSafeは未だ存在して確固たる地位を気づいており、ガジェット類についても様々なアイテムが出揃っている。

そのため必ずしも必要ではないが、あるならぜひ活用したいと考えている。

バッテリー

これはあればあるほどいい。移動時にもビデオや音楽等を聴いているし、ほぼ使っていない時がないといった感じだ。

現在はバッテリーがへたっているのもあって、外出時には帰るまでもたないことが多々ある。

モバイルバッテリーを持ち歩けばいいのですが、決して軽いものでもないのでないに越したことはない。

カメラコントロール・Dynamic Island

これについては使ったことがないので正直わからない。

どちらについても良い評判と悪い評判を聞く。

なのでこれらについては実際に体感するしか評価ができないだろう。

画面サイズ

画面サイズについて、なぜオレが今Pro Maxを使っているという理由だが、

初めは知り合いが使っていたiPhone 8 Plusのサイズ感がカッコよく見えたんだ。

ただ現在はその気持ちもなくなった。

そして4年間Pro Maxを使っていたが、Maxのサイズで良かったと思ったことがなかった。

例を出すと、YouTubeを横向きで使用しても、両端が切れている状態で全画面表示とはならない。

全画面表示となってもノッチが邪魔をしていたと思うが。

本や漫画を読むにしても同じだ。左右のサイズバランスが合わないために、かならず上下や左右が切れて無駄な空間になっている。

これ以上目が悪くなって文字などを大きくする必要が出てきた場合は、素直にiPad miniを使うべきだと思う。

リフレッシュレート

これも世の中にも賛否両論がある。

120Hzを使ってしまったら60Hzに戻れない派と、違いなんて比べなきゃわからねーよ派だ。

ちなみにオレはiPhone 12 Pro Maxは60Hzだが、iPad Proは120Hzだ。

一度60HzのiPad Airを比較をしてみたが、並べて比べてようやく違いに気付くレベルのバカ舌ならぬバカ目だ。

そしてこのiPad Pro(120Hz)を使っていても、iPhone 12 Pro Maxで嫌と感じたことは一回もない。

なのでオレには不要なのだと思う。

ピーク輝度

これはできれば明るい方がいい。外出時、特に夏場だと全く画面が見えないことが多々あった。

この場合だと日陰に入ったり、手でスマホを隠す必要があるが、それでも近年の夏場の日差しには敵わない。

こればかりはどうしようもないので輝度に頼るしかあるまい。

素材・見た目

これについては個人的嗜好としてPro一択だと思っている。無印や16eのアルミニウム感がどうしても少し安っぽさが残る。そしてカラーバリエーションが可愛らしさがある。

ただカバーをしてしまえば、そんなことはどうでもよくなるが・・・。

本来はカバーをつけずに傷や落下を気にせず、傷付いたらすぐ買い換えるくらいの資産が欲しい。

リセールバリュー

一覧にはないが、iPhoneのリセールバリューなど、今後の価値について考えてみる。

現在所有しているiPhone 12 Pro Maxについてだが、購入時は確か12〜3万だったかと記憶している。あれから4年経った今でも4〜5万で取引されている。

バッテリーの劣化を考えても、それでもまだ2〜3万はいけるのではないかとの希望的観測だ。

これはやはりリセールバリューが高いApple製品ならではだろう。おそらくAndroidスマホだとこうはいかない。

それを考えると16e、16、16 Proそれぞれ購入時の価格(初期投資)には差があるが、定価が安いものは数年後はそれなりの価格で売れるし、高いものは数年後も高く売れる。

最終的に数年後も買い換えることを考えると、結果としてはどれも大して変わらないのではないかと考えている。

細かく調べてはいないが、1年間使用するコストはどれも4〜6万に収まるのではないかと予想している。

オレの結論

一番のネックであった価格については、定価の差ほど最終的に差が開かないのではないかとの自論から選択条件から除外すると、単純に性能で決めていいという結論になった。

そうした場合、オレの需要に一番適しているのはもちろんiPhone 16 Proだ。

もちろんRAWでの写真撮影や120fpsでのスロー撮影は全く必要ないし、USB3での転送が必要な巨大サイズのデータを送ることもないオレにとっては過剰な性能だが、まぁ仕方ないだろう。

100%自分の理想系のスマホなど無いのだから。何事も7〜80点取れれば十分と考えたほうがトータル的にコスパが一番いい。

一般的な人の選び方

オレはProを購入することに落ち着いたが、一般的にはどう選べばいいかをお伝えしたい。

Proがいい人

iPhoneを仕事で使うようなやつ(写真や動画など)は間違いなくPro一択だ。仕事道具は妥協してはいけない。

お金に余裕があるやつももちろんProだ。ぜひチタニウムを庶民に見せびらかして欲しい。

あとオレのように変なこだわりがある、他人と馴染めない人間もProにしておけ。それしか自尊心を保てないのだから。

無印がいい人

なんとなく「iPhoneどれがいいかな?」と悩んでいるやつは、その時点で無印にしておけ。この時点であまりお金を持っていないが、ある程度性能が欲しいことがわかる。

今回は15シリーズと違い、無印とProの差はかなり縮まっている。というか、Proは一般人には過剰すぎる。かといってiPhoneを調べるようなやつは十分オタクなので無印にしておけ。お金がないからといって16eを買っては後悔すると思う。

16eがいい人

スマホはなんでもいいというやつは16eだ。

逆を言えば「iPhoneを調べている」「Appleの発表会を見た」「ティムクックを誰だか知っている」「Dynamic Islandやリフレッシュレートという単語を聞いたことがある」こんなやつは買ってはいけない。

スマホを使いこなせない高齢の両親に買うならこれ一択。

子供に持たせるにもこれでいいと思う。稼いでないやつに与えるスマホとしてはこれでも十分すぎる。

なお高いという意見もあるが、これはこの性能と円安等を考えれば仕方ないところもある。それでも日本は世界的に見てiPhoneの価格は安い方だ。

そして安すぎてもAppleのブランド価値が下がるだろう。16eをもっと安くしろと言うことは、ルイヴィトンに「素材を悪くしてもいいから安くしろ」と言っているに等しい。最早貧乏人の妬みに聞こえてしまうだろう。

もう良いものを安くという時代は終わっている。良いものは高く、悪いものは安いという現実を直視しなければならない時代だ。

むしろこれを高すぎると感じる日本の失われた30年に問題があるのではないかと感じてしまう。日本だけだ、給料も上がらず物価も上がっていない国は。

まとめ

というわけでオレなりの結論を記事にまとめてみた。

もちろんそれぞれについて賛否があると思うので、是非コメントにて教えて欲しい。

少しでもiPhone選びの参考にしてもらえれば光栄だ。

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