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HHKBキーボードは初心者は使うな

HHKBはとてもいいキーボードだと思うのですが、あまりに初心者が使いこなすのは難しいのかなという思いを綴りました。

粋がった男の末路

いきなりだが謝らなければならない。

カップルで仲良くパソコンを見る画像をアップしてしまったが、これはオレの脳内だけの映像だ。

現実はというと・・・察してくれ。

さて、本題に入ろう。

コロナが流行り始める前か後かにMacbookを買ったんだ。

欲しいと思って色々と調べていた頃は、まだバタフライキーボードを採用していて、それがすこぶる評判が悪い。

なのでバタフライキーボードが廃止になったら買おうと思っていたんだ。

そしたらちょうど2019年後半からバタフライキーボードが廃止になったんだ。

これは買い時と思い、最終的にはMacbook Proを買った。20万するかしないかだったと思う。

なおその後すぐM1チップ採用が登場し、性能も良くなってしかも安くなるという、Intel最終版を買ったやつを絶望のドン底に落とす様な事をしたAppleを今でも恨んでいる。

それはさておき、その後絶望のドン底に落とされることも知らずに俺はるんるん気分で使っていたのだが、しばらくしたある日ノートパソコンは体制的に使いにくいのと体に悪いと気付き始めたんだ。

そこで俺はまたガジェット系YouTuberを参考にしながら、昇降式デスクとモニターなどを揃えていったんだ。

そこでとても悩んだのはキーボード。

HHKBなるキーボードの存在を知り、とても興味を持ってしまったんだ。

ただし価格がおかしい。キーボードに2万や3万だと?

これは今までの俺の価値観にはなかった金額だ。キーボードなんて安かったら数千円でいくらでもある。

それがまた逆に更なる興味をそそる。

そして俺はこれを買った

というわけで欲望に負けて買ってみたんだ。

買ったものはこれ。

これもMacbook 同様幸か不幸か理想的なBluetoothで接続できるモデルがタイミングよく発売されたんだ。

神様は俺を嵌めようとしているのか…?

色は当時は雪という真っ白がなく、カッコいい墨か、白という業務用みたいな色しかなかったんだ。

粋がっている俺は迷わず墨を選択。

ここで白を選んでいたら、まだ少しはマシだったかも知れない。

使ってみた感想

使ってみた感想としては、打ち心地は最高、使い勝手は最低だ。その理由をこれから伝えていく。

HHKBのキーが特殊

まず前提としてHHKBの思想は「どんな機器を使おうともインターフェース(キーボード)は普遍的であるべき」ということだ。これは即ちWindowsでもMacでも、はたまたLinuxだとしても使えるということだ。

だがWindowsとMacではキーボードが異なる。MacにはWindowsキーはないし、Windowsには⌘キーなんてないんだ。

そこでHHKBでは、HHKBマークや菱形、言葉では表現しづらいようなマーク独自のデザインキーを用意している。

そしてキーボード側でWinモード、Macモードと切り替えられる様になっており、例えば菱形キーにWindowsキーが割り当てられる様になっている。

Macそのものに慣れていない

俺はずっとWindows使いだ。ショートカット全てを使いこなせるわけではないが、コピペも貼り付けもスクショも何となく指が覚えている。

だがMacはショートカットがWindowsと似て非なるため、一から覚えないといけない。

例えばコピーはWindowsならCtrl+Cだが、 Macだと⌘+Cとなる。

だが俺には⌘キーがどこにあるかわからない。キーボードを見て探す必要がある。

そして下(キーボード)を見ると、そこには⌘キーは見当たらず、代わりにHHKBや菱形といった謎マークが存在する。

キーが見えにくい

これは家の環境の問題でもあるんだが、キーボードが暗くてキーが見にくいんだ。

白に黒字なら全然見えるレベルなのだが、買ったのは墨。黒地に黒の文字が書いてある。

これでは当然見にくい。

ちなみに俺のMacBook Proのキーボードにはバックライトが付いているので、部屋が暗くてもとても見やすい。

デフォルトだと⌘キーと⌥キーが逆

最近気付いたんだけど、HHKBのMacモードだと⌘キーと⌥キーが逆らしい。これに気付かずずっと混乱をきたしていた。

ファンクションキーがない

せっかくIntel MacなのでBoot CampでWindowsを使ってみたんだが、F1やF2などのファンクションキーを使う時にいちいちFnキーを使う必要があるんだ。

使い慣れてれば問題ないんだろうけど、初心者な俺にとっては一発でキーを押したい。

ちなみに俺の買ったMacBook ProはTouch Barを採用している。

最初はカッコいい、オシャレと思ったが、思ったより使い道がない。

最近のMacBookには採用されていないみたいだし、これも廃止になるんだろうなと思っている。

ただ最初は音量の上げ下げなどもここに表示されるので、むしろ初心者にとっては便利なのかもしれない。

初心者は手を出すな

結論としてはWindowsで使うにしろMacで使うにしろ、初心者が手を出すと痛い目を見るぞということだ。

逆にWindowsやMacを使いこなしている人、特にプログラマーやライターといったブラチンドタッチが得意な人も向いていると思う。

REALFORCEはオススメだ

初心者だけどどうしてもHHKBを使いたいという人にはREALFORCE のキーボードがオススメだ。

打ち心地はHHKBと同じ、そしてWindows用Mac用とキーボードが売られている。

なのでWindowsキーってどこ?⌘キーが見つからない!といった事態は避けられる。

ファンクションキーも装備されている。

ネックといえば価格と大きさだろう。

価格は仕方ないとして、大きさは持ち運ばない家で使う人が大半だから問題ないと思う。

HHKBは小型で持ち運びもできるというが、実際カフェなどで外部キーボードを使ってる人は見たことない。

もし使ってるって人がいたら感想など教えてくれるとありがたい。

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