物覚えはどんどん悪くなる
みなさん英単語ってどうやって覚えてます?
学校などでは単純に暗記をしていませんでした?
僕もそのタイプでした。ひたすら「apple りんご apple りんご apple りんご・・・」って。
ただこれだと覚えられないし忘れてしまうんですよね。
おかげで今でも英語は苦手のままで、中一レベルがあればいいほうです。
同じように歴史の授業でも年号と出来事を暗記したと思います。
虫五匹(645年)大化の改新、いい国(1192年)作ろう鎌倉幕府(今は1192じゃないらしいですね・・・)など。
ただこれも忘れると思い出すきっかけがなくなるんです。
さらには年齢のせいもあるのか、だんだん物覚えが悪くなってる気がします。
さて困った。
ストーリーとして覚えるといい
戦国時代や三国志のストーリーって好きな人だと何となく覚えていません?
細かい年号まで覚えてないにしても、「織田信長が天下統一しそうになって、明智光秀が本能寺の変を起こして、秀吉が敵を取って天下統一して・・・」
このように人間は単品で物を覚えるよりもストーリーなどで覚えるほうが記憶しやすいそうなんです。
記憶術の一つに「ストーリー法」というのがあります。
例えば何の関連性もない以下のものを記憶するとします。
「りんご」「カレンダー」「車」「台風」「牛」
これらを覚えるときに、ただ「りんご、カレンダー、車・・・」とひたすら覚えるのは、今までの学習方法と同じですね。
これだとさすがに限界がきてしまいますし、何より関連性がなくて覚えにくいです。
これをストーリーに結び付けて覚えるのがストーリー法です。
「りんごの写真のカレンダーを見て、今日は締め切りだ!って気づいて急いで車に乗ったら外は台風で、牛が風に飛ばされてて・・・」
と言ったように、バラバラで覚えるのではなくストーリーとしてまとめて覚える。
ストーリー法は科学的にも証明されていますし、とんでもなく記憶力がいい人も使っている手法です。
これを英語にも応用すれば、ただ覚えるよりも断然覚えやすくなります。
例えば「train」。意味は「電車」です。
ただこれが動詞になると「練習する」になります。トレーニング(training)のトレインですね。
「なんで電車と練習するが同じトレインやねん!」っておいでやす小田のように叫びたくなります。わかります。
これ実は、語源が「引っ張る」という意味のラテン語なんです。
「鍛える」は「(丹下段平が矢吹丈をチャンピオンへ)引っ張る」ですし、
ラテン語の「引っ張る」はさらなる語源である「長い連なり」から来ていて、それが「電車」という意味になっていきます。
(こちらは汽車をイメージしてもらえると覚えやすいかもしれませんね)
このように語源からどのように派生したかをストーリーとして覚えると、一見関係ない「電車」と「鍛える」も一つのストーリーで2つ覚えることができますし程度忘れにくかったりもします。
今回は一例としてtrainを取り上げましたが、語源からイメージする方法は有効ですので、ただ覚えるのが苦痛な方は試してみてください。
同じように水曜日のWednesdayとメルカリがつながってきたり・・・これはまた別のお話で。